下水道展'24東京
応える技術 ~多岐にわたる課題・下水道への熱い期待~
東京ビッグサイト 会期:2024年7月30日(火)~8月2日(金)
積水化学工業株式会社および積水アクアシステム株式会社は、2024年7月30日(火)~8月2日(金)に東京ビッグサイトにて開催された「下水道展'24東京」に出展しました。開催期間4日間を通じて多くのお客様にご来場いただきました。
本年は「応える技術~多岐に渡る課題・下水道への熱い期待~」をテーマに展示。
下水道をとりまく環境は、<建設・整備促進>の時代から大きく変容し、将来に向けたさまざまな課題を抱えています。まさに今、危機的状況ともいえる既存管路の老朽化や多発する自然災害への対策。下水道事業者様が抱える様々な課題とその解決に向けた積水化学の「応える技術」を一堂に展示しました。
新開発した「SPR-SE工法エキスパンドタイプ」は今年、東京初出展の新開発工法です。新しい工法を一目見ようと多くのお客様に足を運んでいただきました。
また2023年4月にJSWAS K-2規格に追加された、雨水排水・貯留に特化した「エスロンRCP雨水3種管」も展示しました。
「ウォーターPPP」のコーナーでは、管路包括のパイオニアとして、新たに2024年4月より業務を開始した「東京都武蔵野市」など受託6都市の事例についてもご紹介し、多くの方に足を止めて耳を傾けていただきました。
ご来場賜りました皆様、出展にご協力いただきました関係者の皆様、ありがとうございました。
長寿命化
「管路更生工法コーナー」では、20年以上の実績を持ち「大河内賞 大河内記念生産賞」を受賞した「オメガライナー工法」。
水を流しながら施工できる唯一の自立管更生工法「SPR-SE工法」※。
徹底した更生機材の小型により流下阻害をほぼゼロにした「SPR-NX工法」を展示しました。
各工法のプロファイルや更生部材を展示し、説明員が丁寧に工法の説明をいたしました。
※2024年7月時点、SPR-SE工法エキスパンド含む
紹介製品
浸水対策 減災
「雨水・浸水・災害対策コーナー」では、強化プラスチック複合管(FRPM管)の「エスロンRCP」。それに加え雨水排水・貯留管に特化した新登場の「エスロンRCP雨水3種管」を展示しました。
雨水の高落差処理で採用を伸ばす「ドロップシャフト」。そのドロップシャフトの“埋込式”でも維持管理が可能になりさらに採用を後押しする「中心筒昇降型ドロップシャフト」も紹介しました。全国で3,300箇所以上で採用されている、災害時やイベント時にも使用可能な「災害用マンホールトイレ」を展示しました。
累計施工件数14,000件超の実績を持つ雨水貯留槽・雨水貯留浸透施設「クロスウェーブ」も紹介しました。
紹介製品
官民連携
「ウォーターPPP」コーナーでは、管路包括のパイオニアである積水化学の受託実績とその事業スキームの内容や積水化学が考える下水道管路の包括的民間委託などを紹介しました。
2024年4月より業務開始の東京都武蔵野市もご紹介。 説明には多くのお客様が足を止めて耳を傾けていただきました。
積水化学のウォーターPPPについては動画でもご説明しています
処理場機能強化
「水処理設備コーナー」では、積水アクアシステム株式会社より水処理におけるソリューション製品を紹介いたしました。
最終沈殿池の処理能力向上を低コストで実現する「スランティック(最終沈殿池用傾斜板沈殿分離装置)」、排水処理能力向上に貢献する「回転円盤装置(生物膜処理設備)」、各種汚泥に対応する多くのラインアップをご用意している「セキスイ脱水機(汚泥減容設備)」を紹介いたしました。
紹介製品
サステナビリティ貢献製品
「サステナビリティ貢献製品」制度は、持続可能な社会の実現を目的として育ててきた、当社独自の製品登録制度です。
サステナビリティ貢献製品例
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管路更生材料
下水道管路更生
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エスロンRCP
雨水貯留管/雨水排水管/河川流入水路/農業用水・水力発電
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クロスウェーブ
プラスチック/貯留浸透槽
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防災貯留型トイレシステム
災害用マンホールトイレ(貯留型)
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合成木材FFU製覆蓋
合成木材
(軽量耐食構造材) -
リブクール
地中熱利用システム
(積水化学北海道株式会社) -
セキスイFパネルタンク
飲料用水槽
(積水アクアシステム株式会社) -
PUXFLAME
ウレタン系
現場発泡不燃断熱材 -
エスロハイパーJW
配水管
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プラントハイパーBK
工業用水・薬液用配管
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耐火VPパイプ・耐火DV継手
建築分野 排水管
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エスロンパイプ・+(プラス)
建築設備の給排水管・下水道管・農業用水管など幅広い分野で使用