北海道・札幌ドーム 会期：2023年8月1日(火)～8月4日(金)
積水化学工業株式会社および積水化学北海道、積水アクアシステム株式会社は、2023年8月1日(火)～4日(金)に札幌ドームにて開催された「下水道展'23札幌」に出展しました。開催期間4日間を通じて多くのお客様にご来場いただきました。
本年は「応える技術～多岐に渡る課題・下水道への熱い期待～」をテーマに展示。
下水道をとりまく環境は、＜建設・整備促進＞の時代から大きく変容し、将来に向けたさまざまな課題を抱えています。まさに今、危機的状況ともいえる既存管路の老朽化や多発する自然災害への対策。下水道事業者様が抱える様々な課題とその解決に向けた積水化学の「応える技術」を一堂に展示しました。
新開発した「SPR-SE工法エキスパンドタイプ」は今年、初公開の新開発工法です。新しい工法を一目見ようと多くのお客様に足を運んでいただきました。
また2023年4月にJSWAS K-2規格に追加された、雨水排水・貯留に特化した「エスロンRCP雨水3種管」も展示しました。
「管路包括」のパイオニアとして官民連携の説明も行い多くの方に足を止めて耳を傾けていただきました。
ご来場賜りました皆様、出展にご協力いただきました関係者の皆様、ありがとうございました。
長寿命化SPR-SE工法エキスパンドタイプはSPR工法の特長はそのままに、更生管を拡径（エキスパンド）することで、既設管と更生管を密着させ、モルタル（間詰め材）注入や浮上防止工が不要な最新のSPR工法です。
プロファイルは硬質塩化ビニル樹脂製となっており、SPR-SE工法と同様にプロファイルのみで自立管としての強度を発現します。
浸水対策 
減災
「防災・雨水・浸水対策コーナー」では、強化プラスチック複合管（FRPM管）の「エスロンRCP」。それに加え雨水排水・貯留管に特化した新登場の「エスロンRCP雨水3種管」を展示しました。
雨水の高落差処理で採用を伸ばす「ドロップシャフト」。そのドロップシャフトの“埋込式”でも維持管理が可能になりさらに採用を後押しする「中心筒昇降型ドロップシャフト」も紹介しました。全国で3000箇所以上で採用されている、災害時やイベント時にも使用可能な「災害用マンホールトイレ」を展示しました。
官民連携
「包括的民間委託」コーナーでは、管路包括のパイオニアである積水化学の受託実績とその事業スキームの内容や積水化学が考える下水道管路の包括的民間委託などを紹介しました。
説明には多くのお客様が足を止めて耳を傾けていただきました。
処理場機能強化
「水処理設備コーナー」では、積水アクアシステム株式会社より水処理におけるソリューション製品を紹介いたしました。
最終沈殿池の処理能力向上を低コストで実現する「スランティック(最終沈殿池用傾斜板沈殿分離装置)」、排水処理能力向上に貢献する「回転円盤装置(生物膜処理設備)」、各種汚泥に対応する多くのラインアップをご用意している「セキスイ脱水機(汚泥減容設備)」を紹介いたしました。
寒冷地技術
地域密着型のモノづくりをすすめる積水化学北海道。
既設のマンホール鉄蓋の下部に設置するだけで優れた断熱効果により下水の熱を遮断してマンホール上の雪の融解を防止し、段差の発生を防止することができる「マンホール断熱蓋」。公共マス立ち上り管に使用することで、凍上や圧密沈下などによる地表面の変化に合わせて蓋の高さを変えることができる「スライド防護管」。土中で熱交換した空気を空調・換気に利用する、自然エネルギー利用システム「リブクール」などを紹介しました。
SEKISUIのビジネスをさらに大きく成長させる「サステナビリティ貢献製品」制度は、持続可能な社会の実現を目的として育ててきた、当社独自の製品登録制度です。
下水道管路更生
雨水貯留管/雨水排水管/河川流入水路/農業用水・水力発電
プラスチック/貯留浸透槽
合成木材
(軽量耐食構造材)
地中熱利用システム
(積水化学北海道株式会社)
飲料用水槽
(積水化学北海道株式会社)
ウレタン系
現場発泡不燃断熱材
配水管
工業用水・薬液用配管
住宅用雨とい
建築分野 排水管
建築設備の給排水管・下水道管・農業用水管など幅広い分野で使用
