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電力ケーブル保護管、電力ケーブル防護管、電力管、連系設備、連系管路、再生可能エネルギー地中送電管路、工場・プラント地中送電管路

電力ケーブル保護管・電力管 CCVP(SVP・HIVP)・ECVP・EFVP

  • #【建設関連】LCA・サステナビリティ貢献製品

CCVP:ビカット軟化温度80℃対応品

電力ケーブル保護管 (電力ケーブル防護管や単に電力管とも呼ばれています) CCVPは無電柱化推進計画で多くの実績があり、電力会社にて長年採用されてきた信頼性により再生可能エネルギー(再エネ)の送電管路としても大きく注目を集めています。
従来の電線類地中化に加え太陽光発電、太陽熱発電、風力発電、水力発電、バイオマス発電、地熱発電など再生可能エネルギー向けの用途だけでなく、工場、プラントなどの地中送電管路・連系管路にも最適な電設資材です。
CCVPと同寸法で、耐衝撃性以外はほぼ同性能の「低コスト電力管ECVP」や、フレキシブルな配管を実現する「EFVP」などがあります。

電力・通信ケーブル保護管カタログ
ツールコード:06181 [pdf](7,602.69 KB)

再生可能エネルギー向けCCVPパンフレット
ツールコード:06644 [pdf](1,952.17 KB)

ECVPリーフレット
ツールコード:06178 [pdf](376.94 KB)

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  • ※資料データは本日時点での最新版を掲載しています。
  • ※改良のため予告なく仕様変更する場合がありますので、設計にご利用の際はその時の最新データをご確認ください。
  • ※PDFデータはAdobeReaderの最新バージョンにてご利用下さい。

電力・通信ケーブル保護管承認図
ツールコード:02185 [zip](33,578.91 KB)

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製品情報
押せる目次

地中送電管とは

発電所で作られた電気を効率よく送るためには、送電線や鉄塔(てっとう)などの送電設備が必要です。背の高い鉄塔を使って送電する方法を「架空送電(かくうそうでん/がくうそうでん)といい、もっともポピュラーな送電方法です。しかし、昨今の地震や台風などの自然災害により送電施設への被害が懸念されています。防災の観点からも送電施設の災害対策は喫緊の課題としてあがっていますが、地上ではなく地中から電気を送電する「地中送電」が今、注目を集めています。

「地中送電」では電力ケーブルは地中へ埋設され、ケーブルを保護する為「電力ケーブル保護管」へ収容されます。発電所(発電施設)から変電所、変電所から変電所まで、私達の生活・経済活動に必要不可欠な電気を、必要な場所へ安全・確実に届けるため、電力ケーブル保護管CCVPが注目されています。

電力ケーブル保護管CCVPの基本情報

CCVPは全国の仕様に対応した電力ケーブル保護管です。土圧や車輌荷重に耐える優れた強度と高電圧にも耐える絶縁性・難燃性を兼ね備えた耐衝撃性硬質塩ビ管です。高い衝撃性を有し、電線共同溝をはじめ、再エネにおける送電管路で採用実績があります。
また、電力管CCVPは地域によって呼称が異なります。

電力管(CCVP)の地域別呼称

地域 呼称
北海道 CCVP
東北 CCVP
関東 CCVP
中部 CCVP
北陸 CCVP
地域 呼称
近畿 SVP
中国 HIVP
四国 SVP
九州 CCVP
沖縄 CCVP

※SVP、HIVPはCCVPの別称です

電力ケーブル保護管CCVPの特長

1.電力ケーブル保護管に最適な管材です

内面が滑らかなため、電線の外被を傷付けず、ケーブルの引込みが容易に行えます。
絶縁材料のため、高電圧にも耐え、電力や誘電加熱の心配はありません。また、発熱などの温度上昇時にも埋設管として十分な強度を有しています。

  • 電気用品の技術基準別表第二附表第二四の耐熱性試験合格品です。
  • ビカット軟化温度80℃対応品

2.ゴム輪受口構造

管自体が軽量のため取扱いが容易で、ゴム輪受口接続のため、スピーディに施工が可能です。
ゴム輪受口構造により水密性・可とう性に優れ、地盤の不等沈下にも追従します。

3.優れた強度、耐性

土圧や車輌荷重にも十分耐えられる優れた埋設強度を持ち、経年変化がほとんどなく、また耐酸性・耐アルカリ性にも優れ、土壌を選びません。
ツルハシ衝撃試験でも飛散割れ、クラック、また通線に支障をきたす変形も生じません。

【低コスト電力管】電力ケーブル保護管ECVPの特長

電力ケーブル保護管ECVPとは

従来電力管(CCVP)と同寸法です。また、耐衝撃性以外は、高温下でもほぼ同性能となっています。ECVPは、電線共同溝における耐衝撃性の緩和に応じて開発された「低コスト電力管」です。国土交通省「無電柱化のコスト削減の手引き」において低コスト管路材に位置づけられた電力管です。
全国7電力会社で仕様化され採用されています。

【特長】

  • 耐衝撃試験が緩和された国土交通省、東京都の新基準にマッチします。
  • 従来品と同等の施工性でコストダウンを図れます。
  • ケーブルの発熱などの温度上昇時にも埋設管として十分な強度を有しています。
  • オレンジ色の印字により、通信管との識別が容易です。
  • 内面が滑らかなため、電線の外被を傷つけず、ケーブルの引込みが容易に行えます。
  • 可とう性に優れた管とゴム輪受口接続構造により、地盤の不等沈下にも追従します。
  • 水密性に優れたゴム輪受口構造。
  • 電気設備技術基準に適合しています。
  • CCVP管と互換性があります。

電力会社実績:採用状況最新版

電力会社 配電管種
北海道 ECVP
東北 ECVP
東京 ECVP
北陸 ECVP
- -
電力会社 配電管種
関西 CCVP※
中国 ECVP
四国 ECVP
九州 -※
沖縄 ECVP

※2025年ECVP採用見込

【フレキシブル電力管】電力ケーブル保護管 EFVPの特長

電力ケーブル保護管EFVPとは

現場対応が可能なフレキシブル電力管です。人力で曲げられるため突発的な障害物回避や三次元曲がり、S字配管、立ち上げ配管などにも現場で容易に対応できます。
また、形状記憶機能により設置後も形状変化がありません。
東北電力ネットワーク株式会社、関西電力送配電株式会社、四国電力送配電株式会社で仕様化され採用されています。

【特長】

  • 突発的な障害物回避や三次元曲がりにも現場で容易に対処できます。
  • 軽量のため取扱いが容易で、管は人力で曲げることができます。
  • ベルマウス(ロングタイプ)及び伸縮継手の併用により地震・地盤沈下対策の構築ができます。
  • 土圧や車両荷重にも十分耐えられる、優れた埋設強度を有しています。
  • 管の経年変化がほとんどなく、耐酸性・耐アルカリ性に優れ、土壌を選びません。
  • 絶縁材料のため、高電圧にも耐え、電食や誘電加熱の心配がありません。
  • 電気用品の技術基準別表第二附表第二四の耐燃性試験合格品です。
  • ケーブルの発熱などの温度上昇時にも埋設管として十分な強度を有しています。

再生可能エネルギー(再エネ)分野などの地中送電管として採用

再エネ分野における実績も豊富です

CCVP、ECVPは市中の電線類地中化でも多くの実績がある他、再生可能エネルギーの地中送電管分野でも注目され、性能とコストのバランスが最適なため実績を伸ばしています。太陽光発電、太陽熱発電、風力発電、水力発電、バイオマス発電、地熱発電など様々な方法で発電されたエネルギーの地中送電管として採用が進んでいます。

ご採用事例

  • ウィンドファームつがる
  • 第二伊勢湾太陽光発電所
  • かすみがうら西正井太陽光発電事業
  • 五島市洋上風力発電(22KV 陸上送電等) その他多数

その他

  • バイオマス発電
  • 工場
  • プラント

等でご採用いただいています

工場内の無電柱化にも対応できます

工場敷地内で電線類の地中化を実現します。

【メリット】

1.災害対応の強化、場内の安全性向上(安全)

地中化することによって、台風や地震による電線の断線や垂れ下がり、飛来物による事故を防止できます。これにより、火災や感電事故、道路支障のリスクが低減し、工場内の安全性向上と安定稼働に寄与します。また重機や人が行き交う場所での事故を防ぐ効果もあります。

2.停電リスクの低減(安定操業)

地上にある電線は、風や落雷、雪などの影響で断線することがありますが、地中化された電線はこれらの影響を受けにくいため、停電のリスクが減少します。

3.維持管理の簡素化(安定操業)

地中化された電線は、外的な環境要因(風、雷、雪など)から影響を受けにくく劣化が少ないため、メンテナンス頻度が低減し、長期的な管理コストを削減できます。

4.景観の改善(環境配慮)

地中化により、電柱や架空線が見えなくなるため、工場の外観が美しく保たれ周辺環境への配慮ができます。また訪問者や取引先に対して良い印象を与えることができます。

【デメリット】

地中化のデメリットとしては、初期費用が高くなることや、工事が手間と時間を要することがありますが、長期的に見るとこれらのメリットが大きいとされています。

1分動画公開中!(CCVP・ECVP・EFVP)

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