製品情報

<国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS) 登録番号:KT-140111-A>

レインステーションは、雨水の貯留及び地中に浸透させる施設です。
冠水対策や雨水流出抑制に効果があり、防災・減災に役立ちます。
歩道部等の公共スペースに、省スペースで設置することが可能で、プラスチック部材の組合せにより大きさを変える事が出来、場所に合わせた計画が可能です。
また、内部に流入する土砂等を維持管理で除去する事が可能で長期的に性能を維持出来ます。自然の水循環を取り戻す積水化学の技術が安全で快適な街づくりに貢献します。

・国土交通省新技術情報提供システム《旧NETIS登録番号 KT-140111-A》

製品情報

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レインステーション 紹介動画
レインステーション流水モデル動画

エスロンレインステーション基本情報

レインステーションは、プラスチック部材を積み上げて形成されるユニット構造です。縦横に連結して形成した空間を、透水シートで覆い「雨水貯留浸透システム」を形成。部材を組み合わせる方式のため設置形状を自由に設計できます。

基本仕様

■性能

部材空隙率約90%~95%
最大延長26.5m
許容土被り0.6m~2.0m
許容埋設深度4.0m

■主要部材材質

貯留部材ポリプロピレン樹脂
透水(保護)シート別 売

道路冠水対策に最適な製品

レインステーションは、歩道などの狭い場所でも設置が可能でオンサイト(*1)で雨水の貯留・浸透により冠水対策に適します。
(*1)降雨のある場所に設置すること。雨水を流下させ離れた場所に設置するものはオフサイト。

都市型水害・道路冠水について

近年増えてきた大雨による都市型水害、道路冠水

近年、ヒートアイランドが要因とされる都市型集中豪雨が増加しており、都市部での甚大な水害発生が懸念されています。局地的な集中豪雨にいかに対応するか。今、地下空間を有効に活用する効率的な雨水貯留・浸透技術が求められています。

全国の1時間降水量50mm以上の年間発生回数の経年変化(1976~2020年)
全国の1時間降水量50mm以上の年間発生回数の経年変化

都市の道路が冠水してしまう仕組み

河川の増水・氾濫などによる水害を「外水氾濫」、対して住居地に降る雨水(内水)による水害を「内水氾濫」といい、近年増加しているゲリラ豪雨などの影響で川がない都市部でも「内水氾濫」の被害が発生しています。
局所的な大雨により、下水道管や排水路などの排水設備への流入量が流出量を上回ると、市街地に水が溢れ出し道路が冠水してしまいます。内水氾濫は浸水が浅く人命への危険度は外水氾濫ほど高くありませんが、浸水戸数が多いことや大量のごみが発生することなどから、経済損失や衛生面で大きな被害が考えられます。

道路の冠水を防ぐためには?

道路の冠水を防ぐためには、雨水の排水設備への流入量が河川に排出される流出量を上回らないよう、内水氾濫の対策を講じる必要があります。
雨水を流そうとするのではなく、一度雨水を貯留し、ゆっくりと地面に浸透させたり河川へと流していくことが対策の基本となります。
雨水を効率的に貯留・浸透させることができるレインステーションは、都市型水害への対策の一つとして効果的です。狭小地・道路下に埋設できるので、土地を有効活用しながら道路の冠水対策が可能となります。

エスロンレインステーションの雨水貯留浸透の仕組み

貯留槽内で雨水の流れをコントロール。容易なメンテナンスを可能にした積水オリジナルの傾斜材

流入雨水に含まれる土砂をいかに効率よく取り除くか?レインステーションの出した答えは、この「傾斜材」です。
流入雨水中の土砂が沈砂部に集まるように、傾斜面を所定方向に向けて設置。レインステーション内部に雨水の流れをつくり、雨水に含まれる土砂を沈砂部に導きます。
【特許 第0660917号】

降雨のある場所(オンサイト)に設置できる
レインステーション

アスファルト舗装道路は都市部で多くの面積を占めます。その歩道スペースを有効に活用し雨水貯留・浸透を行うのがレインステーションです。
簡単なメンテナンスで浸透能力を長期にわたり維持できるため、道路に降った雨をオンサイトで解決します。

道路冠水対策となるエスロンレインステーション4つの特長

1. 高い浸透能力の維持性

土砂などの異物は内部の沈砂部に集められる構造です。目詰まりによる浸透能力の低下を防ぎます。

高い浸透能力の維持性

2. メンテナンスが簡単

沈砂部に集められた土砂などはバキューム車により吸引して除去するだけです。短時間の交通遮断でメンテナンスが可能です。

メンテナンスが簡単

3. 幅の狭い場所の施工も容易

50cm角の部材を組み立てる構造のため、幅の狭い場所での施工が容易に行えます。

幅の狭い場所の施工も容易

4. 設置形状の自由度が高い

他企業管路が埋設されている場合でも、部材の段数を変えるだけで回避ができます。

設置形状の自由度が高い

導入事例

東京都世田谷区

レインステーション

■導入の背景
近年のゲリラ豪雨により、実際に過去に冠水が発生したこともあり住民の皆さんが安心して暮らせるよう導入されました

■施工について
プラスチック部材は軽量で、施工がしやすくスムーズに工事が進んでいました

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

施工について

施工事例

レインステーション

施工手順

レインステーション

レインステーション500部材

レインステーション

道路下に設置されたレインステーション500の施工例はこちらをご覧下さい↓↓↓
https://www.eslontimes.com/system/page/14/446

資料ダウンロード

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