製品情報

暮らしのあらゆるシーンで欠かすことができない電力ネットワーク。
従来、電柱によって道路上部に架設されていた電線は景観の向上や通行確保・災害対策のため、地中化が進められてきました。しかし、地中の電力管にも時間の経過とともに新たな問題がでています。鉄管などで構築された管路では電力ケーブルから漏れる電気により腐蝕がじ、管路機能の低下が起こっています。
電力用SEライナー工法は劣化管路に形状記憶塩ビ管を挿入し、蒸気加熱により円形復元、非開削で新たな塩ビ管路を誕生させます。
もはや1秒たりとも途絶えることのない電力ネットワークのために。
SEライナー工法はライフサイクルコストを考えた効率的な維持管理を実現するとともに、将来にわたる電力の確かな供給を確保し、安心な暮らしを支えます。

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押せる目次
SEライナー本文メイン

特長

更生管路
  • 強度、耐久性、耐食性に優れた塩ビ管として更生。
  • 内面が滑らかで摩擦抵抗が小さくなるため、低荷重で容易にケーブルの引込みが可能。
  • 施工前後の物性が変わらないので品質の管理が容易。
  • 更生管路に継ぎ目がないため、強固な耐震性を発揮。
工法
  • 形状記憶塩ビ管は、蒸気加熱のみで円形復元、完全更生。
  • 蒸気圧により既設管に密着。安全・確実に施工完了。
  • スピーディな施工で工期短縮・コスト縮減。
  • 非開削だから住宅の密集する市街地でもスムーズな施工。
  • 有機溶剤を使用しないため、臭気の発生なし。火災の心配もなし。

施工フロー

既設管への引き込み

マンホールよりSEライナーを既設管に引き込みます。最長250mの管路を無接続で引き込み可能です。

SEライナー手順1
蒸気加熱で円形復元

ボイラーユニット車よりSEライナーの内部に蒸気を送り込みます。蒸気によって加熱されたSEライナーは形状記憶効果により円形に復元します。

SEライナー手順2
蒸気圧により拡径、圧縮空気により冷却、既設管と密着

円形復元後、低圧の蒸気圧力(約0.05MPa)を加えることで、既設管に密着します。次に蒸気から圧縮空気へと切り替え、冷却することにより、耐久性、耐食性に優れた塩ビ管による更生管路が完成します。

SEライナー手順3
SEライナー配置

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