製品情報

都市部を中心に深度化する下水道管渠。シールド工法による管路敷設ニーズも多様化し、より一層の施工の合理化が求められています。近年、セグメント内面に防食層を設けた二次覆工一体型セグメントの登場により、施工工程の短縮、外径縮小によるコスト縮減が可能になりましたが、組み立て後の手詰めによるコーキング充填作業が大きな手間として残っています。
エスロンシーコークは、優れた防食性能を発揮するEPDMを採用した貼付け型コーキング材。組み立て前にセグメントに貼付け、組み立てと同時にコーキングが完了。組み立て後の後処理も不要で二次覆工一体型セグメントの内面平滑を容易に実現。貼付けるという新発想コーキング材がライフライン整備の省力化・コスト縮減に貢献します。

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シーコーク8

特長

東京下水道局との共同開発で作業性向上
シーコーク6
シーコークによるコーキング原理

圧縮応力を負担する半円形EPDM(エチレンプロピレンゴム)ソリッド部と、コーキング役割のEPDMスポンジを一体化。接着面にはRCセグメント用接着剤が塗布しやすい両面テープを貼付けた長尺のコーキング材です。
優れた耐薬品性・耐候性を発揮するとともに、施工後の後加工が不要、圧縮に対しても容易に変形します。

シーコーク7
施工の省力化・安全性
  • あらかじめシーコークを必要長さに切断してセグメントに貼付けるため、組み立てと同時にコーキングが完了します。組み立て後のコーキング材充填作業・高所作業が不要で大幅な施工の省力化が図れます。
  • 水膨張ゴムの厚さとバランスさせる内面側シール材を兼用するので経済性が図れます。
  • 端部にシーコークを貼付けているので、セグメントの端部の欠け防止が図れます。
シーコーク2
施工コストの縮減

手間のかかる継手溝コーキング作業が不要、作業がスピーディに行えるため経済性もアップ。また、各種材料で充填する手作業による継手溝コーキングに比べ、薄肉なシーコークは材料費でもコストメリットがあります。

シーコーク3
内面平滑を確保

施工後の継ぎ目部凹凸量は2mm以下(実施工時での評価)。施工後の後処理も不要で、内面平滑性を確保します。

シーコーク4
長期信頼性に優れたEPDM

シーコークの主剤は耐薬品性・変形追従性に優れたEPDM。 過酷な状況となる下水管路内でも長期にわたって安定した品質を発揮します。

材料比較
EPDM エポキシ樹脂 SBR
耐水圧性
変形追従性
耐水性
耐薬品性
耐摩耗性
長期耐久性
施工性
経済性
施工実績
総合評価
長尺で切断も容易 様々な形状に対応

施工後の継ぎ目部凹凸量は2mm以下(実施工時での評価)。施工後の後処理も不要で、内面平滑性を確保します。

シーコーク5
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