塩ビ管・継手の施工
インサート給水栓継手の施工上の注意点を教えてください。
インサート給水栓継手は、金属製の管や継手、水栓が直接ねじ込まれます。
塩ビ継手は金属と比較すると機械的強度が弱いため、特に以下の点で注意が必要です。
ねじ接続部にはシールテープまたはガスケットをご使用ください。
液状シール剤は使用しないでください。
成分中の有機溶剤により継手が破損、漏水することがあります。
テーパーねじをねじ込み過ぎると、継手が破損、漏水することがあります。
継手が無理に拡径され、破損・漏水することがあります。
継手をしっかり固定してください。
〈座付き給水栓エルボ〉
〈給水栓エルボ〉
〈給水栓ソケット〉
〈給水栓チーズ〉
固定しないと荷重により管、継手が破損し、漏水することがあります
厨房等、周囲が高温になる場所では使用しないでください。
熱影響を受ける部分は金属管など耐熱性の高い管材をご使用ください。
持ち出し栓(ザルボ)を使用する際は締め過ぎにご注意ください。
ねじの短い持ち出し栓の場合
継手のねじ受口に食い込み、拡径し、金属インサートと塩ビの界面が破壊されて漏水することがあります。
ねじの長い持ち出し栓の場合
雄ねじが継手奥に当り、金属インサートと塩ビの界面が破壊されたり、継手奥部が破壊されて漏水することがあります。
継手をしっかり固定した上で、水栓をねじ込んでください。
パイプレンチを掛けないでください。
継手が傷ついたり、締め過ぎとなりやすく破壊・漏水の原因となることがあります。
やむをえず継手を押さえる場合は、ベルトレンチやストラップレンチをご使用ください。
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