塩ビ管・継手の施工
TS工法【2】
TS工法で、接着剤の塗りムラ(塗れていない部分)があるとどのような不具合がありますか?
接着剤の塗りムラがあると、接着強度不足による管の抜けや、水みちができて漏水することがあります。
1. 接着剤を塗る前には、管・継手の塗布部分の水分・ホコリ・油をウエスで拭き取ってください。
水分・ホコリ・油などは接着不足の原因となります。
管や継手の水分を排除
2. 接着剤は塗りすぎないでください。接着剤に含まれる溶剤蒸気でソルベントクラック(亀裂)を生じる可能性があります。
3. 接着剤を塗布した後は、速やかに挿入してください。
温度が高いほど乾きやすく、乾いた状態では接着不良となります。
4. 夏季の高温時や、大口径管への塗布には2名作業が有効です。
接着剤は、溶剤臭気のしないものや、ゼリー状になっているものは、接着不良になる可能性が高いため、使用しないでください。
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