自治体財政

今後、高度成長時代に布設された管路の更新が必要となります。当時は人口、経済とも右肩上がりの時代であったことや内面腐食の問題で大きめの口径で建設されました。現在では社会情勢が大きく変わり、人口減や節水家電の普及、節水意識の高まりによる給水量も減少しつつも、安全・快適な水の供給や、災害時にも安定的な給水を実現できる、安定した水道事業に貢献できる方法をご提案します。

不明水を放置することは溢水・処理場・ポンプ場への流入過多や冠水、道路陥没や管路の不陸により管路寿命を短くすることにもつながります。具体的な対策を想定しない調査、浸入水の種類を考えない対策は無駄になります。解決には、不明水の状況を的確に捉え、地域特性に合った対策を講じることが必要です。