現在築25年~30年を迎えるマンションでは、配管の劣化が進み、リニューアル工事が行われるケースが増えています。
セキスイは、配管製造メーカーとして蓄積された長年の経験から、信頼性が高く、お住まいの方への工事による負担の軽減が期待できるリニューアル配管材料のご提案を進めております。
みなさまがお住まいのマンションにぜひセキスイのリニューアル配管材料をご検討ください。
共用部 給水
高性能ポリエチレン管用建物導入部耐震システム
配管の耐震性とポリエチレンの耐食性で長期安心!
建物給水管に関しては、金属管では経年劣化により内面が腐食し、錆びや汚れが発生。赤水などの被害が出て、金属管から樹脂管にするのが命題となっていました。エスロハイパーAWは様々な実験検証の末、建物給水管として実用化。耐久性、耐食性に優れた樹脂管だから腐食の心配がなく永年、衛生的な水質を保てます。また樹脂の中でもポリエチレンならではの特長として、耐震配管を構築できるため、長期の安全・安心が得られます。
■ ポリエチレンだから出来る耐震構造
配管で泣き所となっていた接続部。ポリエチレン管ならEF(電気融着)接合で完全一体化!
地震時でも配管が抜けたりする心配もありません。
■ 確かな施工品質
柔軟性があり、軽量で施工がしやすいこととEF接合により、作業者による施工品質にバラつきが生じず、常に均一な品質を提供できます。
関連資料
給水用耐震型高性能ポリエチレン管(高圧型)
エスロハイパーAWの特長そのままに最高許容圧力1.6MPaに対応!
ハイパフォーマンスを発揮します!
従来のエスロハイパーAWの特長をそのままに耐圧性を向上させた、エスロハイパーAWHPが新登場。
最高許容圧力1.6MPaまで対応可能になりましたので、高層給水管としてもご使用いただけます。
(※従来のエスロハイパーAWの最高許容圧力は1.0MPaです。)
■耐圧性
最高許容圧力1.6MPaまで対応可能ですので、高層給水管としてもご使用いただけます。
■耐久性・耐震性
ポリエチレン管のため腐食の心配がなく、高い柔軟性とEF接合により地震に強い一体管路が構築できます。
■施工性
軽量なため取り扱いやすく、施工効率がアップします。また給水立て管では保温レスの検討が可能です。
■ 配管識別
管・継手の色は従来のエスロハイパーAWより明るいスカイブルー色であり、識別が容易です。
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共用部 排水
建物用耐火性硬質ポリ塩化ビニル管・継手
耐火VPパイプで単管式排水システムを実現。
高層階まで耐火プラスチックが適用可能!
従来、金属管の単管式排水システムとして実績のある積水化学のDVLP管とADスリム継手。
そこに、積水化学独自の耐火技術を用いプラスチックによる単管式排水システムを実現しました。
排水管も樹脂管が主流の時代。金属管から、また金属管へ改修するのではなく、金属管からプラスチック管へ改修することで、配管の腐食や漏水等のお悩みから安心な暮らしをご提案いたします。
■ 誕生コンセプト
排水性能、遮音性能は従来配管と同等の性能を保持し、耐火プラスチックならではの耐食性と施工性の向上を実現しました。充実の品揃えで高層階にも中低層階にも安心してお使いいただけます。
■ ラインアップ
建築物の防火区画の貫通部分に耐火VPパイプと耐火DV継手を組み合わせて使用でき、従来手間のかかっていた区画貫通処理も不要。最新の耐火管材を使用することで、マンションの安全・安心と資産価値向上をサポートします。
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建物用耐火性硬質ポリ塩化ビニル管・継手
耐火プラスチックのソベント特殊継手を品揃え。
従来の金属継手と比べ、軽量・省スペース化を実現
生活様式の変化により、金属の排水管の継手にも様々なものが開発されてきました。 現在、そのような特殊な継手が腐食により改修時期を迎えています。
積水化学では、そのような時代のニーズにもプラスチックの継手を開発することでいち早く対応しています。
■ 単管式継手の上下段タイプの改修に対応
上段の便器排水、下段の台所排水や雑排水の二段タイプの単管式継手の改修に対応できます。
■ 多彩な配管形態に対応
上段枝高さが235mmから340mmまでの5段階の高さまで対応することにより、様々な単管式二段タイプにご使用頂けます。
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建物用耐火性硬質ポリ塩化ビニル管・継手
業界初! 万が一の火災の際に延焼防止する塩ビ管。
これで排水管・通気管での区画貫通処理も要りません
排水管の改修において、従来の樹脂管に更新すると火災の際に燃えてしまうため、防火区画の貫通部分では使用できず、耐火二層管が使われていました。しかしながら耐火二層管は既存の金属管より口径が大きく、改修工事の際にはコンクリートをハツッたり、切断の際の粉の処理など取扱い面で大変でした。
そこで積水化学は塩ビ管をさらに進化させ、塩ビの良さはそのままに延焼防止機能を付加させた耐火VPパイプを開発。耐火被覆処理などを施さなくても塩ビ管のみで火災時の延焼を防ぐ画期的な管材です。
■ 耐火テクノロジー
三層構造の塩ビ管で、内外面の硬質ポリ塩化ビニル層と、高温になると大きく膨張し断熱・耐火層を形成する特殊配合の中間層からなる、業界初の耐火性プラスチック管です。
火災の熱によりパイプの中間層が膨張し、貫通部からの熱気の侵入を遮断。火災の延焼を防止します。
■ 消防認定
建築物の防火区画の貫通部分に耐火VPパイプと耐火DV継手を組み合わせて使用でき、従来手間のかかっていた区画貫通処理も不要。最新の耐火管材を使用することで、マンションの安全・安心と資産価値向上をサポートします。
■ 当然、塩ビ管と同じ性能を確保
管はVP管(JIS K 6741)、継手はDV継手(JIS K 6739)と同等の寸法で、耐食性や耐薬品性などは従来の塩ビ管と同様に優れた性能を持ち合わせます。
国土交通大臣認定および(一財)日本消防設備安全センター性能評定(共住区画・令8区画)を取得!
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専有部 給水・給湯
架橋ポリエチレン管用ワンタッチ継手
エスロペックスをワンタッチ接続!
カチッと音で確かめ、施工ミスをゼロに!
エスロカチットSはこれまでのエスロカチットと同様に透明ボディで、施工状態が容易に確認可能。接続完了時にピンクのガイドが出現するとともに「カチッ」と音が鳴り、目と耳の両方で施工完了をスマートに確認できます。
見る、聞く、感触で接続の安心をお届け
■ ワンタッチで簡単接続
ピンクのガイドが見えるまで挿入すれば、管との接続は完了です。エスロカチット従来品より、挿入力が半減(当社比:サイズ16A)でより接続が簡単になりました。
■ ピンクのガイドで挿入確認
透明ボディで、施工状態が容易に確認できます。ピンクのガイドが出現すれば施工完了です。
■ スリムでコンパクト
継手外径8~15%縮小。コンパクトで軽量化し、取り扱いやすくなりました。
■ 接続完了で「カチッ」「どの方向から」でも施工確認可能
接続完了するとカチッと音でお知らせします。ガイドが全周見えるのでどこからでも施工確認できます。
■ ブラックライトで「ピカッ」
ブラックライト(紫外線ライト)を当てるとガイドが発光しますので、暗くても簡単に施工状態が確認できます。
■ 耐塩素に優れたパッキン
エスロカチットで15年以上の実績を誇る耐塩素に優れたパッキンを2本使用。長期にわたり、安心してご使用頂けます。
エスロペックス専用の配管化粧カバーで従来よりも露出配管を小さくスッキリ!
床や壁に埋まった給水・給湯管(隠ぺい配管)をリニューアルする場合、床や壁をはがす等
の大がかりな工事によるコストアップを避けるために、露出配管にして対応することがあります。
積水化学では露出配管をできるだけ小さくスッキリ見せるエスロペックス専用の配管化粧カバーを作りました。
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架橋ポリエチレン管
専有部は架橋ポリエチレンの給水・給湯用配管。
錆や腐食の心配がなく衛生的!!
鋼管・銅管は水道用・給湯用に広く使用されていましたが、使用される環境、とりわけ水質によっては、管内面に腐食を生じ、漏水事故に至るケースが多くみられます。そのため長期的な衛生面と安心を確保するためにも樹脂製の給水・給湯用配管が待ち望まれていましたが、樹脂の特性上、給湯管として高温領域での使用が課題となっていました。
架橋ポリエチレン管は高温領域での課題を克服。これにより新築・改修を問わず、給水・湯管用として広く採用されることとなりました。
長期の安心を確保できる理由
■ 架橋ポリエチレン管の分子構造
通常のポリエチレン管は線状に並んだ高分子で構成されていますが、分子間を特殊な化学結合で架橋し、網目構造の高分子に改良。95℃の高温領域でも安定して使用できます。
■ 接続箇所を減らし漏水リスク減少
継手で接続する場合には万が一の施工不良も考えられ、漏水リスクがゼロではありません。柔軟で継手なしで曲げ配管施工ができるため、接続箇所減少で漏水リスクを減らせ、安心の給水・給湯配管を実現します。
外傷防止は積水化学だけ!
■ 傷つかないから長期安心
エスロペックスCVはゴム成分を持つエラストマー樹脂で被覆し、内管が傷つくのを防ぎます。
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外構部 排水
形状記憶塩ビ管更生工法
劣化管路を非開削かつスピーディに施工。 安全・確実・強固な管路構築。
オメガライナー工法とは、マンション敷地内の老朽化したコンクリート、鋼管などの小口径管路に折りたたまれた形状記憶塩ビ管を挿入し、次に蒸気加熱を加えることで、その形状記憶塩ビ管が円形復元し、既設管に密着します。オメガライナーは、硬質塩化ビニル管[日本下水道協会規格JSWAS K-1]と同等以上の強度・水理性を有す自立管です。
■ 更生目的
1.管きょ強度の復元(自立強度もしくは耐外水圧強度)
2.漏水・浸入水の止水
3.掃流性・設計流量の向上
4.木の根の侵入防止
■ 開削工事が不要なので、こういった問題をクリア!
1.埋設排水管が敷地内の生活道路の下にあり、開削工事不可