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電線共同溝(C.C.BOX)
電線共同溝・C.C.BOX管路システム(1管セパレート方式・共用FA方式・一管一条方式)

- #【建設関連】LCA・サステナビリティ貢献製品
【規格・認証】塩化ビニル管・継手協会
情報化社会の進展とともに情報ネットワークが広がり、無電柱化工事の重要性は高まる一方です。
積水化学では、電線類地中化計画に対応した電力・通信分野のケーブル保護管をラインナップ。
電線共同溝の多様化する管路システムに対応する、低コスト化・コンパクト化に応える部材を品揃えし、無電柱化推進計画に貢献していきます。
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- ※資料データは本日時点での最新版を掲載しています。
- ※改良のため予告なく仕様変更する場合がありますので、設計にご利用の際はその時の最新データをご確認ください。
- ※PDFデータはAdobeReaderの最新バージョンにてご利用下さい。
電力・通信ケーブル保護管承認図
ツールコード:02185 [zip](33,578.91 KB)
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無電柱化で道路に[+機能]と[+美しさ]
電線類を地中化することで景観の向上だけでなく、地震などの災害時に情報通信回線の被害を軽減しネットワークの安全性・信頼性を向上させることができます。さらに電柱や電信柱が無くなることで、狭い道路も安全で快適な歩行空間を確保でき、街や道路の耐震、災害対策にも貢献します。
景観の向上
- 歴史的町並みの保全
- 良好な住環境の整備
災害対策
- 電力・通信の安定供給
- 災害時のおける被害の軽減
- 災害時の交通確保
バリアフリー化
- 安全で快適な歩行空間の確保
電線共同溝 C.C.BOXとは
電線共同溝には主に、電線類地中化計画の第1期~第2期(昭和61年~平成6年)に整備されたU字溝状の構造物にすべての電線類を統合する「CABシステム」と、電線類地中化計画の第3期以降(平成7年~)に主流となった、ケーブルの種類ごとに管路を埋設し接続部のみを一つに統合する「C.C.BOX」の2つがあります。
電力ケーブル保護管(電力管)・通信ケーブル保護管(通信管)は、現在主流となっているC.C.BOXで使用されています。C.C.BOXは、Community /Communication/CompactのCと Cable BOXの頭文字から取られています。単にCCBと呼ばれることもあります。
保護管には、以前であれば鋼管などが使用されていましたが、現在ではほぼすべての電線類地中化で塩ビ管が採用されており、コスト削減、施工速度(整備速度)アップに貢献しています。
現場の状況に合わせて施設の規模を選択できるよう「一管一条方式」「共用FA方式」「1管セパレート方式」が開発され、それにより現場の様々な条件から最適な配管システムを選定しケーブル類の地中化が実現します。

ベンドレス継手の特長
従来では、偏芯配管を行う際に曲管を連続して接続する方法で行っていました。ベンドレス継手を使用することによって、直管とベンドレス継手だけの組み合わせで自在な偏芯配管が可能になりました。ボディ管及びフリーアクセス管において、曲管を使用しないことで配管の低コスト化・自由度アップを実現します。

0~11.46°の範囲で屈曲可能
- 直管と継手のみで自在に偏芯量を調整可能です。
- 管の芯合わせができ最終接続時間短縮。(接続性能向上)

大曲率配管施工性向上(10mR 以上)
- ベンドレス継手は曲げ角度自在の為、任意の曲率を作成でき、管路材そのままで曲率変更も可能です。

受口構造
- 施工時にストッパに当たるまで挿入することで、挿入長バラツキを解消します。
- 地震時は管がストッパを乗り越え伸縮可能です。
- ゴム輪挿入性UP!

NETIS登録製品
国土交通省が運用している新技術に係る情報を、共有及び提供するためのデータベースNETIS(新技術情報提供システム)に登録されています
登録番号:KT-200149-A
接着レスさや管の特長
通信・放送系の幹線ケーブルをボディ管に収容する際、ケーブル分類のため多条数のさや管が収められます。従来はボディ管の中で多条数分のさや管を接着接合する必要があり、さや管の接続に時間を要していました。接着レスさや管なら、カチッっとワンタッチで接続でき、接着剤を使用しないため安定した施工品質を確保。施工時間も半分以下にすることができます。ボディ内さや管の接着作業から開放され、作業効率改善に貢献します。

天候に左右されない施工品質
- 接着作業がないので、どんな状況でも安定した施工品質を確保できます。

施工時間の短縮
- ソケットを合わせ差し込み「カチッ」と音がしたら、接続完了です。

作業環境の改善
- 接着剤を使用しないので、有機溶剤の吸引を低減した作業環境で施工できます。

リサイクル可能
- ソケット接合部は熱融着にて接合のため再生原料としてリサイクルできます。

NETIS登録製品
- 国土交通省が運用している新技術に係る情報を、共有及び提供するためのデータベースNETIS(新技術情報提供システム)に登録されています。
登録番号:KT-150113-VE
1管セパレート方式の特長
電線類の地中化が暮らしの中へあらゆる局面で最適な構造を提案します。
大都市幹線道路 | 主要幹線道路 | 面的整備 |
---|---|---|
1管1条方式 | 共用FA方式 | 1管セパレート方式 |
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1管セパレート管:無電柱化新領域(面的整備)に対応するコンパクト構造

- 共用FAスペース
複数の通信系事業者で共有するスペースです。引込み用ケーブルを収容します。 - セパレータ
通線具がケーブル下に潜り込まないように、セパレータはV字断面になっています。 - 幹線ケーブルさや管
幹線ケーブルを一管一条で収容します。※SUΦ30×5条 - 共用FA分岐管
Φ50の分岐管から各家屋へのケーブルを供給します。 - 1管セパレート管
管内面のリブでセパレートの回転を防止します。※VP管同等製品でΦ175
電線共同溝低コスト化への貢献(ベンドレス、接着レス)
10mR・5mRと適宜長さを調整した曲管で偏芯配管

一定の曲率、長さ(1m)の製品を組み合わせにより施工線形にあわせるため、事前の配管検討が必要
直管と「ベンドレス継手」で偏芯配管の自由度がアップ!

0~11.46°の範囲で屈曲可能なベンドレス継手!
従来配管 | 曲管レス配管システム | ||
---|---|---|---|
低コスト例① | 低コスト例② | ||
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曲管×4本 | ベンドレス継手×4個 直管3400mm |
ベンドレス継手×2個 直管3835mm |
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Φ100 | 100% | 76% | 53% |
Φ150 | 100% | 75% | 53% |
Φ200 | 100% | 66% | 49% |
Φ250 | 100% | 67% | 50% |
備考)曲率半径5m以上とするため、接続管は長さ850mm以上としてください。
狭隘道路、宅地無電柱化への貢献(1管セパレート)
災害に強く、美しい青空が広がる宅地開発を低コスト化で実現するために、1管セパレート方式がお勧めです。
事例:あさかリードタウン




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