通信ケーブル保護管・通信管 PV、引込連系部材(CFVP、引込分散継手、FRPカラー引上げ管)

通信ケーブル保護管とは

通信ケーブル保護管は、通信ケーブルを地下に埋設するための電設資材です。(通信ケーブル防護管、単に通信管とも呼ばれています)
硬質塩化ビニル製で、無電柱化推進計画に対応した設計・ラインアップが揃っています。耐食性に優れ、湾岸隣接地域や酸性土壌にも埋設でき、また電気絶縁性にも優れ、電蝕の心配がありません。
電線共同溝の本管から引込み、連系管、建物等への引上げまですべて樹脂製品で対応することで、安全・確実な通信ケーブル類の地中化を実現します。

積水化学の通信ケーブル保護管の品揃え

PV

NTT(日本電信電話株式会社)の仕様に基づく通信用ケーブル保護管です。

特長

• 軽量で取り扱いが容易です。
• 小さな挿入力で、簡単・スピーディに施工できます。
• 可とう性に優れ、地震動や温度変化による管路の伸縮にも対応します。
• 管の経年変化がほとんどなく、また耐酸性・耐アルカリ性に優れ、土壌を選びません。
• 水密性に優れたゴム輪受口構造です。

CFVP

曲線・段差にもフレキシブルに対応！
自在な通信管敷設を可能にする可とうV管。

• 障害物回避・三次元曲がりにも現場で対応できます。
• 人力で曲げることができ、軽量で取扱が容易です。
• 1mの定尺品と「CFVP長尺品」と「CFVP用継手」を組み合わせて任意の長さに加工して配管することもできます。

引込分散継手

引込管には多条数の引込ケーブルが収容されます。宅地・民地部の引込管を電線管理者毎に敷設する必要がある場合は引込分散継手を設置することで、引込ケーブルを分散することができます。

FPRカラー引上げ管

建物に合わせてアイボリー・ブラウンを選択できる引上げ管です。

• 優れた耐候性を有します。
• 軽量で自立施工が可能なため、建物に負担をかけず設置できます。

引込(CFVPの自在性、FRPカラー引上げ管の意匠性)

施工品質を確保し作業能率アップ。引込み・連系管路の施工が格段に向上します。

• 長尺CFVP75
  長尺品を現場で加工することにより、現場にあった任意の長さにできます。
  PV管と同等の強度を有し、自在に3次元配管ができます。
• 引込分散継手
  使用しない箇所はキャップ止めし、必要になれば分散を増やせます。
  官民境界位置で事業者ごとに引込管路を分離できます。
• FRPカラー引上管
  建物の壁面にあったカラーで街並みになじみます。
  支持金具不要(自立配管)で優れた耐候性を有し腐食しません。
• 長尺CFVP50
  光ケーブルの許容曲げ半径(0.3mR)を確保し自在に配管可能です。