2017.03.22

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3月22日は『世界水の日』です

毎年3月22日は、国連が定めた「世界水の日」。
水がとても大切であること、きれいで安全な水を使えるようにすることの重要性について世界中の人々と一緒に考えるための日として、1992年12月に国連総会で定められました。
 
日本では、毎日水道からきれいな水が出ていますが、これは世界的に見ると、とても贅沢な生活と言えます。世界では、今なお約9億人が汚れた水しか飲むことができず、さらに25億人は衛生的なトイレを利用することができないといいます。
日本のように、蛇口をひねるだけで安全な水が出て、衛生的なトイレがあたりまえの生活というのは、実は大変な設備投資と予算を必要とするのです。
 
「世界水の日」は、水不足に悩む世界の貧しい国々に対して、どうしたら安全できれいな水を届けることができるのかを考えるきっかけとなる日であるとともに、日本がいかに水資源に恵まれ、快適で衛生的な生活が出来ている環境なのかを改めて考える日にしたいと思います。
 

上下水道インフラが災害時でも機能すること

蛇口をひねれば安全な水が出て、トイレで水を流せば汚物は目の見えないところへ流れていく。そんなあたりまえがあたりまえでなくなった阪神・淡路大震災や東日本大震災。
水道水が使われる用途の約8割は生活用水と言われています。給水車等により飲み水は比較的早く確保できたとしても、生活用水の確保は大変です。
また震災時に公衆衛生を保つということは、病気の蔓延を防ぐだけでなく、精神的な面からも命を守るためにもとても大切なことですが、公衆衛生を保つために重要な役割を担っているのが下水道です。下水道が機能しないと、トイレがあっても流すことが出来ません。
日頃見えない地下のインフラ設備が、日常では安定的に、災害時でも確実に機能することが重要です。
 

世界水の日-01

 
水道用耐震型高性能ポリエチレン管「エスロハイパーJW」なら、発売20年を経た現在も、地震による被害はゼロ。
また、神社仏閣などの消火栓設備でも多数採用されている「エスロハイパーAW消火管」。
広範囲での水道断水や、消防車が入れない時に、防火水槽・プールなどの消防水利はもちろん、河川や海、湖などを巨大な水利として利用する永久水利にも、耐震型一体管路を構築できるエスロハイパーは最適です。安心の街づくりの構築をお手伝い致します。
 

世界水の日-02

 

水道・下水道インフラの老朽化対策

 
日本の水道管・下水道管は、高度成長期に布設されたものが多く、耐用年数を超え老朽化が進んでおり、その対策は急務です。
地下に埋設された管路がどのような状態になっているのか調査し、現状を把握しておくことが必要です。
水道管の漏水位置を管外から特定できる、積水化学の独自技術の高感度センサー「高分子ピエゾ漏水検知システム」なら、樹脂管や中口径鋳鉄管にも対応できます。
下水道管の劣化調査・診断には、「衝撃弾性波検査法」。TVカメラだけでは確認できない管内の腐食や摩耗による減厚、破損、クラックなどの劣化を、衝撃弾性波を利用し、非破壊で測定できます。直視走行させるだけで、管全周の状態をリアルタイムで展開撮影できる「画像展開システム」もあります。

世界水の日-03
下水道の老朽管路には、非開削で施工のできる様々な工法があります。
世界水の日-04

#Blue4Water <世界水の日の企画ご紹介>

ウォーターエイドは、全ての人が全ての場所で安全な水と衛生を利用できる世界を目指し活動を行う国際NGO。1981年、世界で安全な水を得ることのできない人々の支援を目的にイギリスで設立され、2013年には日本法人が立ち上げられました。
現在、3月22日「世界水の日(World Water Day)」に、世界を青く染めるムーブメントを起こすことによってより多くの人に世界の水の問題に関心を持ってもらうためのキャンペーン「Blue4Water」の企画を進めています。イギリス、アメリカ、スウェーデンなど、世界各国で同時に行われる取組みです。

身の回りを青く染めよう

建物を青のイルミネーションで飾る、会社にポスターを貼るなど、身の回りを青く染めてください。
 

青いものを身につけよう

青い靴下をはく、青いピアスをする、青いパッケージのお菓子を買う。
 どんなものでも構いません。青いものを身につけてください。
 

SNSで伝えよう

#Blue4Water のハッシュタグを付けて、上記の写真とともにSNSに投稿してください。
 

周りの人に伝えよう

周りの人に、3月22日が「世界水の日」であることを伝えてください。

詳細については 認定特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンをご覧ください。