2015.12.15
- 展示会
「第30回プラントショー」に出展しました
積水化学工業株式会社は、11月25日(水)~27日(金)に東京ビッグサイトにて開催された、化学およびプロセス産業用プラントの展示会「第30回プラントショー」に出展しました。
工場・プラント設備等の屋外配管用途での紫外線劣化に対応した新開発の高耐候性硬質塩化ビニル管・継手『エスロンUVストロング』や、優れた耐薬品性・耐候性・耐震性を兼ね備え屋外の架空配管に最適な工業用水・薬液配管用ポリエチレンパイプ『エスロンプラントハイパーBK』などの最新管材に加え、ラインナップが大幅に拡大した樹脂バルブ『エスロンバルブ』も加え、生産設備・排水設備にお役立ていただける製品を一堂にご覧頂きました。
また近年、経年と共に劣化が生じた設備配管の様々なトラブルにより、事業的損失の発生や、従業員の安全をおびやかす事例が多発しています。さらには、水質汚濁防止法改正、企業の社会的責任の高まりも受け、配管の老朽化対策がクローズアップされてきております。しかしながら屋外使用や薬液配管など過酷な状況下では配管寿命を予測することはこれまで困難とされてきました。
そこで当社では、長年にわたる樹脂配管の開発・製造を通じて得た豊富な知見を活かし、「紫外線による変色・白化」「薬液」による工場配管(樹脂配管)の劣化をいち早く発見しリスクの予測・予防保全にお役立ていただける『工場配管(樹脂配管)劣化診断技術』を確立し、本展示会にて初めて皆様にプレゼンテーションを実施。大変多くのお客様に関心を持って頂きました。
本展示会にて頂きました皆様からのご意見をもとに、今後ますます工場の安定操業をサポートする様々な製品・システムの開発を進めてまいります。
ご来場いただきました皆様、出展にあたりご協力ご支援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
《第30回プラントショー 積水化学ブース 出展品目ダイジェスト》
メインプレゼンテーション
(写真左):工場配管(樹脂配管)劣化調査技術(薬液劣化・紫外線劣化)
(写真右):高耐候性硬質塩化ビニル管・継手『エスロンUVストロング』 配管作業実演
(写真下):新製品紹介 『S型エア式ボールバルブ』、『F型エア式ダイヤフラムバルブ』『コンパクトフランジ』、
『プラスチック製ギヤボックスバタフライバルブ』
高機能プラント管材(写真内、上から)
・耐圧・耐熱性 FPR強化硬質塩化ビニル管『エスロンVPFWパイプ』
・高耐食・耐衝撃性 薬液配管用『エスロンプラントVPパイプ』
・高耐候性硬質塩化ビニル管・継手『エスロンUVストロング』
・工業用水・薬液配管用ポリエチレンパイプ『エスロンプラントハイパーBK』
・屋外消火栓設備用高性能ポリエチレン管『エスロハイパーAW消火管』※
※平成27年10月1日「石油コンビナート等における特定防災施設等及び防災、組織等に関する省令の一部を改正する省令」により、石油コンビナート地区等における消火用屋外給水施設(埋設)として利用可能
樹脂バルブ『エスロンバルブ』 手動バルブ、自動バルブ(エア式・電動式・ソレノイドバルブ・センサー)
プラント管材と樹脂バルブの模擬配管
大口径塩ビ継手
エンジニアリング事業(混合システム・原料輸送設備・貯蔵タンク)と排水処理システムのご紹介