2025.04.15
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『エスロハイパーAW』が東京都財務局にて
施工性に優れた建物内の給水配管としての有効性を確認されました
-東京都財務局建築技術革新支援事業の事後効果検証及び評価が通知されました-
積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤 敬太、以下「積水化学」)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:平居 義幸)が製造・販売をする建物配管用耐震型高性能ポリエチレン管『エスロハイパーAW』は、東京都財務局が公募した平成29年度建築技術革新支援事業(※1)に選定をされていましたが、技術審査委員会において事後効果の検証及び評価が行われ、建物内の給水配管としての性能基準、機能性、経済性、および施工性の有効性が確認できたとして令和7年3月26日に審査結果が通知されました。
(※1)建築技術革新支援事業
都の重要な施策である都有建築物の省エネ化・再エネ利用促進及び建物の長寿命化等に関し、民間事業等の優れた技術を募集し施設整備に活用することによって、都有建築物の性能を向上させるとともに、民間の技術開発の促進を図ることを目的としたもの。

建設業界では、今後も技能労働者の減少が予想されています。施設の整備を着実に進めていくためには、求められる品質を確保しつつ、施工性に優れた配管・技術を導入し、より一層の現場施工の省力化や各工程の施工期間の短縮を図ることが必要となっています。
『エスロハイパーAW』は、給水用高密度ポリエチレン管として、独立行政法人都市再生機構と建築設備用ポリエチレンパイプシステム研究会(旧 配水用ポリエチレン管協会)との共同研究により平成17年に日本で初めて建物内の給水管用途への展開をしました。
敷地内埋設配管からピット内横引き管、給水立て管、メーター部までの高い信頼性を有したオール樹脂管路が構築できることから採用が増えており、近年では消火分野の配管にまで品揃えを拡大しています。
さらにこの度の技術審査委員会における事後効果の検証・評価により、建物内の給水配管としての有効性が確認されたことから、今後、引き続き市場でのさらなる採用拡大を目指してまいります。
《平成29年度建築技術革新支援事業》に選定された新技術概要
- 公募技術:
- 東京都渋谷合同庁舎(仮称)改築工事における施工性に優れた給水配管に関する技術
- 選定技術:
- 給水用高密度ポリエチレン管・継手(エスロハイパーAW)
- 材 質:
- 高性能ポリエチレン(PE100)
- 規 格:
- 建築設備用ポリエチレンパイプシステム研究会規格
PWA001、PWA002、PWA005、PWA006規格品
- 外 径:
- JIS外径寸法に準拠
また、積水化学では、『エスロハイパーAW』など、自然環境及び社会環境の課題解決への貢献度が高い製品の創出と市場拡大を加速し、サステナブルな社会の実現と成長を目指し、より高いレベルでのESG経営を実現する「サステナビリティ貢献製品」制度をグループ全体で推進しています。
製品を作るときだけでなく、お客様に使っていただくときも、自然環境や社会環境の課題解決に貢献できる製品づくりに取り組むことで、2030 年までに、サステナブルな社会を実現させることを目指してまいります。
ご参考
本件に関するお問い合わせ先
環境・ライフラインカンパニー 給排水インフラ事業部 給排水システム営業部 |
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