2019.05.27
- 新製品
「エスロンコンパクト雨水マス」の発売について
積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下 貞二、以下 当社)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:平居 義幸)は、新たに開発した硬質塩化ビニル製「コンパクト雨水マス」を6月3日(月)より発売します。
1.背景
宅地内に設置する雨水マスは、特に都心部などの狭い敷地に設置するのに納まりの良い、硬質塩化ビニル製雨水マス(以下、塩ビ製雨水マス)の需要が増えています。しかしながら、塩ビ製雨水マスは、排水管の口径や流入出の角度によって品種の選定をする必要があり、配管設計段階での品種選定や、流通における多品種の在庫管理が煩雑であることが、お客様の声として挙げられていました。
そこで、当社では狭小地への設置が可能なコンパクト形状かつ1品種で様々な排水管口径・流入出角度の配管に対応できる施工自在性を併せ持った画期的な「コンパクト雨水マス」を新しく開発しました。
2.「コンパクト雨水マス」の特長
コンパクト雨水マスは、宅地内に設置する塩ビ製雨水マスです。
■製品仕様
【立上り管】:呼び径150
【流入出配管】:VU50、VU75、VU100の接続に対応
【接続方法】:従来のポリプロピレン製タメマスのように、本体側面にホルソーで穿孔し、シールパッキンを取り付けて流入出の排水管を接続します。側面に表示している「穴あけ禁止エリア」と「穴あけガイドライン」の表示により、簡単に施工が出来ます。
■1品種で様々な配管に対応
従来の塩ビ製雨水マスは、排水管の口径や流入出の角度によって品種が異なるため、配管設計時に多品種の中から選定する必要がありますが、「コンパクト雨水マス」は任意の位置に排水管を接続できるため、1品種で様々な配管に対応できます。(図2 参照)
■コンパクトで施工が容易
従来のポリプロピレン製タメマスや塩ビ製雨水マスと比較してサイズがコンパクトになり、狭小地への設置が容易に行えるようになります。(図3 参照)
■雨水マスの基本性能(当社塩ビ製雨水マス比較)
塩ビ製雨水マスとしての基本特性は従来品と同等です。
■コンパクト雨水マスリーフレットのダウンロードはこちら
【本件に関するお問い合わせ先】
積水化学工業株式会社
環境・ライフラインカンパニー 管材事業部 TEL:03-5521-0833