エスロハイパー現場リポート
エスロハイパー現場リポート20 パイプインパイプ工法
橋梁添架されている既設配水管(鋼管)の更新に、水道配水用ポリエチレン管「エスロハイパー」を用いたパイプインパイプ工法が採用されました!
施工概要
対象となる橋梁添架部は、延長約140m。既設の添架管SGPφ150の中に、エスロハイパーJWφ100を挿入しました。また本工事では、既設管内径と新設管外径の差が小さいため、管の接合にはバット融着接合を用いました。
橋梁添架部
バット融着作業
バット融着接合は、EFソケット融着に比べて接合部外径を小さくできるメリットがありますが、接合部の性能が作業環境に大きく影響します。現地では、バット融着専用のテントを設置して作業環境の温度や風を厳しく管理、接合部の品質確保に努めました。
専用テント内での融着作業状況
パイプインパイプ工法
製作した長尺管の先端にワイヤーを取り付け、既設管内に引き込んで行きます。引き込みは到達立坑側に設置した電動ウインチを用いて行いました。
エスロハイパーは、柔軟性があるため、発進立坑への段差や仮置場からの移動も管の生曲げで対応できます。
発進立坑側の作業状況
到達立坑側の作業状況
引き込み作業は、約2時間で終了。エスロハイパー直管の外面に大きな傷も無く、無事工事を完了しました。
以上