新潟県中越沖地震水道管路被害

新潟県中越沖地震により被災した新潟県柏崎市に関して、水道施設の被害状況をまとめました。

新潟県中越沖地震の震度分布 (気象庁)

2007年7月16日 10時13分頃、新潟県中越沖深さ17kmを震源とするマグニチュードM6.8の地震が発生し、新潟県柏崎市、刈羽村、長岡市小国町、長野県飯綱町で震度6強を、新潟県上越市柿崎区、長岡市中之島、柏崎市高柳町小千谷市、出雲崎町で震度6弱を観測しました。

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厚生労働省健康局水道課の発表によると、この地震による主な水道被害(断水戸数)は、以下の通りです。

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柏崎市の管路被害状況

柏崎市では、基幹である水道本管(φ800~)が破損するなど、大きな被害が発生しました。被害の多くは、液状化等の地盤変状に起因しています。
また、耐震形ダクタイル鋳鉄管,水道配水用ポリエチレン管には、被害がありませんでした。

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現地の状況

ライフラインの復旧作業の状況

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写真1.水道管の通水・洗管作業
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写真2.水道配水管の補修作業(ダクタイル鋳鉄管)
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写真3.切断撤去した鋳鉄管の継手部
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写真4.ガス導管(鋳鉄管)の補修作業
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写真5.下水道施設の復旧,仮設圧送管の設置
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写真6.通信ケーブルの復旧作業

現地で発生した地盤変状の状況

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写真7.側方流動に伴う地盤沈下
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写真8.道路の陥没(埋設管の上部で発生)
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写真9.道路段差の発生
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写真10.液状化現象に伴い噴砂が発生