橋梁添架されている既設配水管(鋼管)の更新に、水道配水用ポリエチレン管「エスロハイパー」を用いたパイプインパイプ工法が採用されました!
対象となる橋梁添架部は、延長約140m。既設の添架管SGPφ150の中に、エスロハイパーJWφ100を挿入しました。また本工事では、既設管内径と新設管外径の差が小さいため、管の接合にはバット融着接合を用いました。
発進立坑掘削位置
既設管鋼管SGPφ150
二重管の構造
バット融着接合は、EFソケット融着に比べて接合部外径を小さくできるメリットがありますが、接合部の性能が作業環境に大きく影響します。現地では、バット融着専用のテントを設置して作業環境の温度や風を厳しく管理、接合部の品質確保に努めました。
バット融着専用テント
専用テント内での融着作業
長尺管の仮置き(円形状にして作業スペースを確保)
製作した長尺管の先端にワイヤーを取り付け、既設管内に引き込んで行きます。引き込みは到達立坑側に設置した電動ウインチを用いて行いました。
エスロハイパーは、柔軟性があるため、発進立坑への段差や仮置場からの移動も管の生曲げで対応できます。
発進立坑から到達立坑をのぞむ
管引き込み開始時の状況
電動ウインチを用いた引き込み
到達した先導管
既設ダクタイル鋳鉄管との接続(ダクタイル鋳鉄管用異種管継手)
引き込み作業は、約2時間で終了。エスロハイパー直管の外面に大きな傷も無く、無事工事を完了しました。
以上
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